100701 コントラバスの修理

e0125069_17161819.jpg2010年6月30日(水)から7月4日(日)まで、ボーヒュスレーン・ビッグバンドは、デンマーク人歌手・ベロニカ・モーテンセンをゲストに迎え、"Ella & Duke Sessions"というプログラムで5回のコンサートを行いました。
コンサート初日は、イェーテボリの南、車で40分程に在るVarberg市のSocietetsparkenでのコンサートでした。e0125069_17183470.jpg
夕方から冷え込みが厳しく、かなり寒い感じのする日でしたが、Varberg市の港に近いとても美しい公園で、古いレストランの庭にある野外ステージは、とても美しい場所です。もう15年くらい以前に、この公園の再オープンのこけら落としのセレモニーで、ソニア・ヘーデンブラットという歌手と仕事をしたことがあります。
昨年もボーヒュスレーン・ビッグバンドは同じ場所でニルス・ラングレンとコンサートをしましたが、その時はカンカン照りの日で、ステージは灼熱地獄でした!・・・・・マァ、その話は置いて置きます。(笑)
コンサートが終了後、控え室で着替えをしていたら、サックス奏者のミカエルが僕の所に飛んで来て、コントラバスにトランペット奏者の立つ台が倒れて、コントラバスにぶつかったと云うのです。
どうやら、その板がぶつかったのはコントラバスの頭部だったそうです。e0125069_172019100.jpgケースから出して頭部を見ても、なにも異常がありません。ヤレヤレと内心、少し安心してフッとコントラバスの左肩側の側面の板を見たら、しっかりとヒビが入っていました。明日からのコンサート、どうしようかというのが、第一の疑問!
BBBのトランペット奏者・サムエル・オルソンは、コペンハーゲン音大ジャズ・コントラバス科にも在籍していた人で、トランペット奏者としてもベース奏者としても活躍してます。

e0125069_17291648.jpg早速翌日、トーマス・ヘルストゥルムの弦楽器工房に電話を入れて楽器を持っていきました。
トーマスの他にも候補があったのですが、・・・・丁度、この時季は夏休みを4週間ほど取る人達が多いので、何処もしまっていたらどうしようかな????と云うのが心配でしたが、・・・・最初に連絡したトーマスが修理して呉れることになりました。

トーマスは、昨年このブログでも紹介したアンダーシュ・ヤーミーン(Anders Jormin)の折り畳み式コントラバスも作っている人です。バイオリンからコントラバスまで、修理をしたり新作を作ったりしています。
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丁度、この事故の起きる前日に、サムエルが「ベースのブリッジを取り替えたいのだけど、・・・何処にたのんだら良いかナァ?・・・」と云うので、彼とコントラバスの修理に関して色々と話を下ばっかり!(笑)
その日はボーヒュスレーン・ビッグバンドのリハーサルでしたが、サックス奏者のOve Ingemarssonが僕の所に来て、「ロニー・ヨハンソンとの録音、聴いたけど、ベースの音も最高だネ!」・・・・と云うコメント!
普段はかなり無口のOveから、こういうコメントというのは本当に珍しい事でした。
数日後、バスで移動して居る時にOveが来て、「自分が余計な事を言ったから、こういう事故が起きたのかも知れない!(笑)」・・・サムエルも来て、「前日に弦楽器工房の話したから、こういう事故が起きたのかも・・・!(笑)」・・・二人とも少し責任を感じている見たいでした。(笑)
そして、7月5日の午後、トーマスから「楽器、直っているから取りに来て!・・・・」という電話!
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コントラバスはまだ診察台の上でしたが、無口なDr.トーマスがこの写真の様に待ち受けていました。
トーマスは、もそもそとした小声で・・・しかも早口で・・・「ちゃんと直しといたよ!」・・・と一言!

今回もお世話になりました!

7月6日(火)には、ギター奏者のEwan Svenssonとボロース郊外の教会でコンサートが在ったので、しっかりと演奏して来ました。

さて、明日、7月10日は、ギター奏者のUlf WakeniusLars Janssonと一緒に朝からドイツのRostockに行って来ます。11日の午前中にはイェーテボリに戻って来ます。
コントラバスは現地で借ります!!!!!
それでは、また!
スウェーデンの森
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by yasuhito_mori | 2010-07-09 18:24 | ハプニング
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