第34回イェーテボリ国際映画祭 2011年1月28日〜2011年2月7日 イェーテボリでは、34回も続いて居る映画祭があります。 ちなみにストックホルムにも映画祭がありますが、こちらはイェーテボリの映画祭をコピーして1990年から始まったものです。 最初は映画好きの人達が集まって、映画祭をしていたのでしょうが、最近では西ヨータ県直営の文化財団「Film I Väst」が後ろ盾になってから、更に映画祭としてもますます充実して来た様に思えます。 ちなみに「Musik I Väst」と云う音楽財団は、ボーヒュスレーン・ビッグバンドが所属していたところです。 スウェーデンでは、県が医療行政、文化行政を担当しています。 さて、今年のイェーテボリ国際映画祭では、76ヶ国から450本の映画作品が集まります。また、映像文化に関したシンポジウムや監督を招いての講演等も行います。 料金も安く、フェスティバル・パスが30SEK (¥368円) 映画が特殊な作品を除き、全て1本70SEK (¥860円) 数年前、日本から北野 武監督が招かれた事がありますが、今年の日本語の映画は下記の6作品です。 ・ 『アブラクサスの祭』 加藤直樹監督 ・ 『臍帯』 橋本直樹監督 ・ 『Ito - A Diary of an Urban Priest』 ピロエ・ホンカサロ(Pirjo Honkasalo)監督(日本・フィンランド) ・ 『ノルウェーの森』 トラン・アン・ユン監督 ・ 『川の底からこんにちわ』 石井裕也監督 ・ 『夏の家族』 岩名雅記監督 1月15日からチケットが販売開始になったのですが、『ノルウェーの森』 は、販売開始と共に3回の上映の内2回は完売!一回、イェーテボリ図書館で上映が在るのですが、僕はボーヒュスレーン・ビッグバンドのリハーサルとミーティングのため行けません。 他の5作品のチケットは手に入ったので、観てくるつもりです。 なにせ450本の映画の中から選択するのですから、プログラムを見ているだけでもかなり楽しいです。 僕の知人の中には、この映画祭の期間中は休暇を取って、映画に専念する人が数人います。 商業主義に走っていないので、難しい映画とかドキュメンタリー映画も在れば、例えば最近、イランで自由を拘束されている監督の作品とか、・・・そういう話題作もあります。 お近くの方は、是非、イェーテボリ国際映画祭にいらして下さい。 http://www.giff.se/us/public.html スウェーデンの森
by yasuhito_mori
| 2011-01-17 23:16
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