Tribute to Nat King Cole

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撮影Anders Westin
12月2日、久々にスウェーデン・ジャズ界で有名な歌手・クラース・ヤンソン、ギター奏者のルネ・グスタフソン、そしてピアノ奏者・シェル・オーマンと演奏しました。昼は"Jazz Club Nefertiti"、夜はVarberg市のシアターでした。上の写真はVarbergの写真です。

クラース・ヤンソンはブルース歌手でもあり、これまで多くのヒットも出している人です。僕もこれまで数多く共演して来た人です。当年64歳。

ギターのルネ・グスタフソンは、イェーテボリ出身。1933年生まれですから、78歳!
既に50年代からストックホルムに移り、常にヤン・ヨハンソンやドンパン、プッテ・ヴィックマン等、スウェーデンのトップバンドで演奏して来た人です。
クウィンシー・ジョーンズに米国に移らないかと誘われる程のギター奏者です。

そして、ピアノのシェル・オーマンは、1944年生まれの68歳。ジャズのみならず、スタジオ・ミュージシャンとしても大活躍してきた人で、編曲家としてもかなり優れた作品が多くあります。
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写真左から、小生、シェル・オーマン、クラース・ヤンソン、ルネ・グスタフソンの各氏

今回の仕事の内容は、ナット・キング・コールの作品を主に演奏しましたが、オスカー・ピーターソンのギターとのトリオ時代の作品も演奏しました。
シェルは、素晴らしいジャズピアニストですし、ハモンド・オルガン奏者としても世界的に有名な奏者です。
スウェーデンの大ヒット曲の大半は彼が演奏しているか編曲したか‥・と云われる程の御大的存在なのですが、特にオスカー・ピーターソン流の演奏に関しては、第一級の腕前!
YouTubeで検索したらこんなものがありました。
http://youtu.be/kTMwz-cY-5c
今回は、彼等のレギュラー奏者ハンス・バッケンロースが、日本にツアーに行っていると云う事で頼まれた仕事です。その仕事を受けた時は、僕は日本に到着したばかりでした。(笑)

今から8年程前に頼まれた際は、たまたま同じジャズ祭で、僕はToots Thielemansのカルテットで演奏する事になっていたのですが、レギュラーのベース奏者ハンスが出来なかった為、僕が飛び入りしました。
事前に譜面を送って呉れて居たのですが、ここまでアレンジされているとは知らず、演奏の前の晩まで譜読みもしなかったのですが、眠る前にチェックしたらかなりバッチリとしたアレンジがされているので、少々焦った事を憶えています。(笑)

しかし、演奏曲目の多くが、僕の愛聴盤『シェークスピア・フェスティバルのオスカー・ピータソン・トリオ』の作品だったので救われた次第!
あのレコードのB面でレイ・ブラウンが演奏しているパートは歌で歌えるくらいお馴染みなのです。(笑)

実に楽しい時を過ごすことが出来ました。
下の写真は、 小生とシェルの間に、シェル・オーマン夫人でマネージャー役のアリスさんも入った写真です。
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ルネは僕達の間では『鉄仮面』と呼ばれる程、表情というモノがあまり無い人なのですが、常に面白い話をして呉れます。日本でもそうだったのでしょうが、彼等の世代のミュージシャンは、嘘の様な本当の話とか逸話が沢山有るのですが、良く覚えていらっしゃると感心してしまう程、話題が尽きない人です。しかも・・・鉄仮面!
78歳とは知りませんでしたが、こういう御大達がいつまでもお元気で、素晴らしい演奏活動をして下さることを願って止みません!
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by yasuhito_mori | 2011-12-05 05:24 | コンサート
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