カテゴリ:コンサート( 26 )

P2 Live Akira Sakata Trio in Västerås/Sweden

一昨日の晩にスウェーデンに戻り、昨日からBBBの仕事をしています。
さて、今、夜の9時過ぎですが、スウェーデン放送ラジオP2で、何と坂田明さんのトリオの放送を流しています。
Akira Sakata Trio: Akira Sakata, altsax, Darin Gray, kontrabas och Chris Corsano, trummor. Konsert 7/3, Box 1, Culturen, Västerås.
3月7日にヴェステロースで収録されたものです。
毎週火曜日の夜は、18時から深夜までジャズの番組が並んでいるのですが、このP2LIVEもその一つ。

先日もこのBBBのライブの放送に関してご紹介させて頂いた通りです。
ちなみにパレ・ダニエルソンやリーナ・ニーベリ、ヨアキム・ミルダーも参加しているマリリン・クリスペルのグループの収録も放送されました。

Tisdag 5 maj 19.30-21.30
P2 Live:
Marilyn Cripsell Group Erik Oscarsson Quintet - Akira Sakata Trio
http://www.sr.se/cgi-bin/p2/program/index.asp?programid=3015&nyheter=1

今、ハナモゲラ語で何か坂田さんが喋っています。(笑)

ところで、皆さん信じられないかも知れませんが、僕が大学2年生か3年生の頃、坂田さんが山下洋輔トリオに参加する直前まで、細胞分裂という名前のグループで、デュオを主体にしてゲストを呼ぶという形で演奏活動をしていた事があります。最初は渋谷の百軒棚のジャズクラブで出会ったのが最初でした。
坂田さんが当時、江夏健二と名乗っていた現在のウォン・ウィンツァンさんのトリオ(ドラムス=市原康さん、ベース=小生)に飛び入りしたのが知り合った切っ掛け!その後、彼と演奏を始めるのですが、日野皓正さんや渡辺貞夫さんに、かなり褒められたりしている内に、当時の「新宿PIT INN」にティールームが出来、フリー系のバンドが出ていたので、僕達もそこで演奏していたりして、ドンドン活動の場が増えて来たのです。

ある日、坂田さんから山下洋輔トリオに参加する事になったから、予定されていたコンサートはキャンセルになったと伝えられ、それ以来、彼とはほとんど会っていません。

一回、「新宿PIT INN」に山下洋輔トリオを聴きに行った時、声を掛けたら『ああ、お前まだやってんの?』という一言には、ちょっと驚きました。
マァ〜、あの当時の山下洋輔トリオと云ったら、絶好調でしたから、僕の事なんかほとんど忘れていたのかも知れませんネ!

でも、この間、彼が倒れてから復帰された頃にお手紙とCDが届きました。
今、スウェーデンで彼の演奏をラジオで聴いて、とても不思議な気がします。
僕が知り合った頃の坂田さんは、サラリーマンをしながらの演奏家でしたが、あの小さな身体から、信じられない様なサウンドのアルトを吹いているのは、今と変わり有りません。
彼も自分の表現を追求して、今や世界的に有名になっているのですから、凄い事だと思います。
とにかく、坂田明さんのスウェーデン・デビューを心から祝福します!
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by yasuhito_mori | 2009-05-06 04:49 | コンサート

スウェディッシュ・ジャズ・セレブレーション〜P2Live

今、イェーテボリでは、"Swedish Jazz Cereblation"という催しが行われている。スウェーデン最大のジャズ・フェスティバルであるこの催しは、隔年でストックホルムで開かれ、隔年でストックホルム以外のスウェーデンの都市で開かれる。
今年はイェーテボリが開催地となった。主催はRikskonsert, Musik i Väst, スウェーデン放送が主催するモノで、かつて数回、ストックホルムで出演した経験がある。

昨晩はボーヒュスレーン・ビッグバンド+Lew Soloffで、Gil Evansの古い作品を演奏した。今日はVara Konserthusでこのコンサートを行う。

さて、帰宅してスウェーデン放送のホームページを見て、早速、今日の生放送を聴いた。

放送後30日間は、スウェーデン放送ラジオP2で聴く事が可能である。
今月 3月17日に放送されたアンダーシュ・パーション・トリオのイェーテボリ・コンサートハウスでの録音も、日本へ行っていた為に聴けなかったので、捜して見たら在りました!

2月16日(月)イェーテボリ・コンサートハウス収録
Anders Persson Trioの演奏は、下記のサイトで聴けるのだ!
http://www.sr.se/webbradio/?type=broadcast&Id=1652813&BroadcastDate=&IsBlock=1


3月28日(土)Swedish Jazz Celeblation in Göteborg at Trägårn収録
ボーヒュスレーン・ビッグバンド+ルー・ソロフ等(ラーシュ・ダニエルソンとか他のグループの演奏もお楽しみ頂けます!)

http://www.sr.se/webbradio/?type=broadcast&Id=1671105&BroadcastDate=&IsBlock=1

プログラムは約一時間の長さです。
お時間のある時に聴いて頂ければ幸いです。

明日(3月30日)には、イェーテボリを出発して再び東京に向かい、4月02日から東京・代官山レザールを皮切りに、”TRIO'"のレコ発ツアーを行います。
http://www.morimusic.jp/trio0904.html

宜しくお願い致します。
スウェーデンの森
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by yasuhito_mori | 2009-03-29 08:18 | コンサート

Bengt-Arne Wallin !若さの秘訣!

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Bohuslän Big Bandは、昨日3月15日(日)まで、Bengt-Arne Wallin とNils Landgrenを迎えてツアーをしておりました。
Bengt-Arne Wallin と云えば、スウェーデンの音楽をジャズに取り入れたビッグバンド作品等で有名なトランペット奏者、作編曲家。

ヤン・ヨハンソンや、ベンクト・ハルベリ、ゲオリ・リーデル、エーギル・ヨハンセン等と云ったスウェーデンのジャズ畑で、いろいろな仕事をしてきた。
ともかく、このBengt-Arne!・・・・年齢が小生の母親と同じ1926年生まれですから、大正15年生まれという事になります。今年の春で83歳!

ともかく若い!
見た目も若いし、頭の中身も本当に若い!ちなみに普段着では赤のジーンズ!
ステージでは金の王冠の付いた靴を履いています!(笑)

数々の賞を貰い、数々の音楽界の要職にも就き、スウェーデンの作曲家・音楽界の名誉職にも沢山就いているBengt-Arne Wallinですが、本当に素晴らしい存在です。

『可愛いお爺ちゃん』と同時に『音楽大好少年』が同居している感じ!
これまで何回も会った人なので、良く知っているのだけど、BBBにゲストで来たのは初めて!

3月5日〜15日まで一緒に活動してきましたが、常に新しいサウンドを求めている姿には、全員が感動しました!83歳!凄い!

やはりDNAとかも有るのでしょうが、若い気持ちが大切なのでしょう。

彼に若さの秘訣はと聞いたら、『タバコは大分前に禁煙したけど、自分は酒も飲むし、何でも食べるし・・・・長生きの秘訣なんて何だかよく判らないね!』『・・・・ストックホルム音大でかなり長く教えていたので、若い孫の様な連中とも沢山付き合う時間が有ったというのも良い事なのかも!』と云った様な事を話していました。
多分、彼はクヨクヨと考えないタイプ! 結構、楽天家なのだと思います。

ところで、昨日、Bohuslän Big Bandは、Bengt-Arne Wallin を同バンドの名誉指揮者に迎える事にしました!
我らが名誉指揮者・Bengt-Arne Wallin のこれからの益々の大活躍を期待したいと思いますし、
BBBにも来て欲しいと思っています。
そして我々の鏡として、何時までもお元気でご活躍をされる事を願ってやみません。


さて、今日(16日)の夕方、イェーテボリを出発し、フランクフルト経由で成田に向かいます。
明後日から、歌手の和田いづみさん、ピアノの中村 真さんとの短いツアーが始まります。
http://www.morimusic.jp/200903.html

スウェーデンの森
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by yasuhito_mori | 2009-03-16 18:00 | コンサート

Inte Herrarnas! 〜 殿方のもの(作品)では無いコンサート

今日、1月21日は、朝から明日と明後日のコンサートのジェネリハをやっていました。
コンサートの題名は、「Inte Herrarnas.…」
意訳すると「殿方の作品では無いコンサート」。
つまり女流作曲家のボーヒュスレーン・ビッグバンドへの書き下ろし作品を集めたコンサートをやろうという企画です。e0125069_20242081.jpg今回取り上げる女流作曲家は2名!パウラ・アフ・マルムボリ・ヴァード(Paula af Malmborg Ward) とカタリーナ・バックマン(Catharina Backman)のお二人。
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(左がパウラで、右がカタリーナです。)

そしてパウラの曲のタイトルは「Cherry Berry」。同題の詩を元にした作品で、曲中、詩の朗読というか、・・・単語を歌う様に言う部分とかもあります。こちらの曲は,ドラムス以外にも打楽器奏者とビブラフォン奏者が参加しています。
この曲の第1楽章では、コントラバスがチャチャみたいなリズムで、かなり大活躍しますが、単なる4分の4拍子では無く、突然、3拍子になったり2拍子になったり5拍子になる様な複雑怪奇なチャチャ!(笑)

カタリーンの曲は、エクストラの楽器は入っていませんが、彼女自身が元々チューバ奏者と云う事もあるのか、やたらと低音楽器が多いのです。(笑)
チューバやコントラバス、バス・トロンボーンは勿論の事、バス・トランペット、コントラバス・クラリネット、バス・サックス、・・・そして、我らが誇るリコーダーの名手(兼テナー・サックス)のオーベ・インゲマールションによるリコーダーも大活躍します。(笑)

また、カタリーンの曲では、詩を朗読する必要は無いのですが、オモチャの笛・・・音が連続でピュ〜と上がったり下がったりする笛ありますよネ!・・・あれです!(笑)
それでいて全体的にピアノ協奏曲とも言える位、ピアノの譜面が難しい!

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今回のピアノは、ステファン・ヴィンゲフォシュ(Stefan Wingefors)!・・・彼はクラッシックのピアノ奏者が元なのですが、ジャズも強力!しかもコントラバス、エレベー奏者としても活躍している人なんです!時々、僕のトラ(代理)を頼んだりしますが、何でも来い!という人ですから、もう引っ張りだこ!クラッシック、ジャズ、ロック、民謡バンドなんでもござれと言う人で、確かチェロとバイオリンも弾けたと思います。(冒頭の写真参照)彼のMySpace、チェックして見て下さい!写真はコントラバス奏者だけど、ピアノを弾いてます!この彼が、この譜面を観て、「超難しい!」と言っていましたから、本当にピアノ・パートは難しいのでしょう!

http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=168908303


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オマケにマリア・シュナイダーの曲も2曲、今回の演目の中に入っています。
マリアの作品からは「Wyrgly」と「Sea ofTranqility(静かな海)」の2曲を演奏します。

冒頭の写真では、バス・サックスとか、チューバとか、コントラバス・クラリネットとかを撮りましたので、如何に大きいか、見て下さい!

この女流作曲家達の作品は、ボーヒュスレーン・ビッグバンドに書き下ろしをされたモノですが、現代音楽の分類と言った方が良いみたいなモンですから、気を許したりすると、何処なんだか判らなくなって、音の大海にほっぽり出されてしまいます!
集中力の世界ですネ!(笑)


禅の方では座禅をしている時に邪念が出てしまう事を・・・「モンキー・マインド」と呼んでいるそうですが、(日本語は忘れました!)、音楽も邪念が出ないで時を越えた感覚で演奏したいものです。
特に明日は、もう邪念を振り払って・・・!

明日の・・・と云うか・・・もう今日ですが、22日のコンサートは、ヴァーラ・コンサートハウスで開演は19時30分。明後日のヴェストラ・フリュールンダ・クルチュールヒュスのコンサートは、開演が19時です。

クルチュールヒュスというのは文化会館と言う様な意味なのですが、この文化会館は、イェーテボリの衛星都市ヴェストラ・フリュールンダの街中にあり、スウィミイングプールとか図書館、コンサートハウスの役割もこなしています。以前は毎週土曜日の午後、ジャズのコンサートをやっていました。

25年前に高瀬アキ・バンドを招聘した時にも演奏して頂いた事があります。

さぁ、では明日のコンサートでお猿さんにならない様、これから眠ります!

おやすみなさ〜〜い!

スウェーデンの森
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by yasuhito_mori | 2009-01-22 09:42 | コンサート

ハルデン

ハルデンというのは、ノルウェーの町の名前です。
南ノルウェーのスウェーデンとの国境に近い町です。
この町では、夏場になるとビッグバンド・フェスが開かれます。

今年は6月7日にハルデン城跡で行われました。
この日は午後14時、イェーテボリをバスで出発、17時に現地に着いてから食事をして19時からコンサートを1セット行いました。
その時のプログラムは、Dizzy Gillespie特集でした。

その一曲目ディジー・アトムスフェアの演奏がYouTubeでご覧になれます。
トランペットのサムエル・オルソン、テナー・サックスのオーベ・インゲマールションのソロが素晴らしいです。編曲はBBBのトロンボーン奏者クリステル・オロフソンです。


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by yasuhito_mori | 2008-09-07 22:20 | コンサート

ボーヒュスレーン・ビッグバンド + ラーシュ・ヤンソン + ルー・ソロフ

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ボーヒュスレーン・ビッグバンドの活動も先週から再開!
今年初の出し物は、偉大なトランペッター、ルー・ソロフとラーシュ・ヤンソンをゲストに、1月24日から26日までの3日間、イェーテボリのNefertiti、Ljungskille, Partilleの3箇所でコンサートを行った。

ルー・ソロフの吹くトランペットは高音から低音まで、本当に音域が広く、余裕たっぷりに自由自在なソロは本物のラインだった。
Toots ThielemansにしてもStan Getzにしても、そしてこのLew Soloffにしても、本物のの即興演奏家だと思う。こういう人達と一緒に演奏すると、全てが有機的に繋がって音楽をしている事がよく分かる!

ラーシュ・ヤンソンの新曲も良かった!組曲になっており、最初から最後まで演奏すると15分は掛かる。最後のユニゾンの箇所が急に倍のテンポになり、ちょっと練習が必要だった。
Lew Soloffがしきりに、ラーシュ・ヤンソンを連れて、一緒に日本でツアーをしようとか云いまくっていたけど、・・・MJOで3月下旬に東京に行くと云ってました。
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by yasuhito_mori | 2008-01-28 00:51 | コンサート