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パウラとカタリーンとのコンサート、無事終了!

Inte Herrarnasのコンサートは無事に終了しました!
金曜日は2日目のコンサートでしたが、これからコンサートが始まるという直前に、カタリーナ・バックマン(Katarina Backman)がおもむろに袋から雑誌を出し、「ここには何と書いてあるの?・・・今、コンサート直前だから後で教えて呉れますか?」というので、何の雑誌かなと見てみたら、ユーロピアン・ロックマガジンとかなんとか云う大きな日本の雑誌!

しかもここを訳してと見せて呉れたのが5〜6枚のCD評。一枚は彼女がアコーディオンを弾いている写真が格好良く写っている!しかも大きな数ページに渡る彼女のインタビュー記事!・・・この人、日本では多分、知る人ゾ知るの有名人なのだと判りました!・・・これだけ立派な装丁のかなり好くできているロックの雑誌に大きく取り上げられているのですからネ!大したモンだ!
新潟の若い有能な新聞記者の友達・・・彼女は娘みたいな年齢ですが!・・・そういう年代の方なら、彼女の事を知っているのかも知れません!(笑)
「えっ?森さんカタリーナと演奏したのですか?!」ってな感じで!(笑)
でも・・考えてみたら彼女も20代とか30代では無いと思うので、それもないかなぁとか・・・。マァ、いいや!(笑)

その場で何が書いて有るかを訳し・・というか説明したのですが、内容から考えてみると、かなりその道では知られた人の様でした。僕はてっきりチューバも吹ける現代音楽の作曲家くらいにしか考えて無かったのですが、全くの思い違い!
そもそもピアノ奏者なのです。

スウェーデン南部の名門、スキュールプ・フォルクホーグスコーランではアンダーシュ・パーション・トリオのドラム奏者、マグヌス・グラーンと同級生だったそうです。

彼女の曲の方が、最期の部分でフリューゲルホーンのソロとか、アルト・サックスのソロ、バリトン・サックスたバス・トロンボーンのソロのパートも出てくるので、少しジャズ風かなと思っていましたが、アコーディオンやらキーボーでをKATZEN KAPELLというロック・バンドで演奏しているとは夢にも思いませんでした。

帰宅してから早速ゴーグルで検索したら、クラッシックの合唱団が彼女の作品を歌っていたり、なかなか単純に割り切れる活動をしている人では無い人です。(笑)

最近は交響楽団とかにも曲を書くことが多いとの事。

そういえばもう一人の方の女流作曲家のパウラ(Paula af Malmborg Ward)も,今年の2月にノルショッピング交響楽団が彼女の作品「Operatic」を演奏する予定だそうです。この作品は、すでにイェーテボリ交響楽団やヘルシングボリ交響楽団でも演奏された事が有るそうです。彼女はテレビやラジオ、芝居関係の音楽もかなり書いて居る様です。

彼女のホームページは下記の通りですので、是非、覗いて見て下さい。
http://www.upward.se/eng/index.htm

それにしても皆、外面は落ち着いていましたが、内心は多分、かなりヒヤヒヤ〜ハラハラの連続だった先週のコンサート!まぁ、信じられない位、上手く行って良かったです。やはり練習・練習・練習!それしか有りません!(笑)


さて、明日、・・・と云うか、今日、1月26日からはガラッと変わって、ジェスパー・オーデルベリという身体障害者でスタンドアップ・コメディアンと2週間、コンサートを行います。
詳しくはまた明日にでもご紹介しますネ!こうご期待です!(笑)
http://www.bohuslanbigband.com/

そして、・・・今日、1月26日は、僕達の長男、一真君が24歳になる誕生日!
来年は25歳なのか・・・とか考えると、何とも感無量です。(笑)

それでは、今週も、・・・も皆さん、一生懸命、良い仕事をしましょう!(笑)
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by yasuhito_mori | 2009-01-26 08:06

Inte Herrarnas! 〜 殿方のもの(作品)では無いコンサート

今日、1月21日は、朝から明日と明後日のコンサートのジェネリハをやっていました。
コンサートの題名は、「Inte Herrarnas.…」
意訳すると「殿方の作品では無いコンサート」。
つまり女流作曲家のボーヒュスレーン・ビッグバンドへの書き下ろし作品を集めたコンサートをやろうという企画です。e0125069_20242081.jpg今回取り上げる女流作曲家は2名!パウラ・アフ・マルムボリ・ヴァード(Paula af Malmborg Ward) とカタリーナ・バックマン(Catharina Backman)のお二人。
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(左がパウラで、右がカタリーナです。)

そしてパウラの曲のタイトルは「Cherry Berry」。同題の詩を元にした作品で、曲中、詩の朗読というか、・・・単語を歌う様に言う部分とかもあります。こちらの曲は,ドラムス以外にも打楽器奏者とビブラフォン奏者が参加しています。
この曲の第1楽章では、コントラバスがチャチャみたいなリズムで、かなり大活躍しますが、単なる4分の4拍子では無く、突然、3拍子になったり2拍子になったり5拍子になる様な複雑怪奇なチャチャ!(笑)

カタリーンの曲は、エクストラの楽器は入っていませんが、彼女自身が元々チューバ奏者と云う事もあるのか、やたらと低音楽器が多いのです。(笑)
チューバやコントラバス、バス・トロンボーンは勿論の事、バス・トランペット、コントラバス・クラリネット、バス・サックス、・・・そして、我らが誇るリコーダーの名手(兼テナー・サックス)のオーベ・インゲマールションによるリコーダーも大活躍します。(笑)

また、カタリーンの曲では、詩を朗読する必要は無いのですが、オモチャの笛・・・音が連続でピュ〜と上がったり下がったりする笛ありますよネ!・・・あれです!(笑)
それでいて全体的にピアノ協奏曲とも言える位、ピアノの譜面が難しい!

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今回のピアノは、ステファン・ヴィンゲフォシュ(Stefan Wingefors)!・・・彼はクラッシックのピアノ奏者が元なのですが、ジャズも強力!しかもコントラバス、エレベー奏者としても活躍している人なんです!時々、僕のトラ(代理)を頼んだりしますが、何でも来い!という人ですから、もう引っ張りだこ!クラッシック、ジャズ、ロック、民謡バンドなんでもござれと言う人で、確かチェロとバイオリンも弾けたと思います。(冒頭の写真参照)彼のMySpace、チェックして見て下さい!写真はコントラバス奏者だけど、ピアノを弾いてます!この彼が、この譜面を観て、「超難しい!」と言っていましたから、本当にピアノ・パートは難しいのでしょう!

http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=168908303


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オマケにマリア・シュナイダーの曲も2曲、今回の演目の中に入っています。
マリアの作品からは「Wyrgly」と「Sea ofTranqility(静かな海)」の2曲を演奏します。

冒頭の写真では、バス・サックスとか、チューバとか、コントラバス・クラリネットとかを撮りましたので、如何に大きいか、見て下さい!

この女流作曲家達の作品は、ボーヒュスレーン・ビッグバンドに書き下ろしをされたモノですが、現代音楽の分類と言った方が良いみたいなモンですから、気を許したりすると、何処なんだか判らなくなって、音の大海にほっぽり出されてしまいます!
集中力の世界ですネ!(笑)


禅の方では座禅をしている時に邪念が出てしまう事を・・・「モンキー・マインド」と呼んでいるそうですが、(日本語は忘れました!)、音楽も邪念が出ないで時を越えた感覚で演奏したいものです。
特に明日は、もう邪念を振り払って・・・!

明日の・・・と云うか・・・もう今日ですが、22日のコンサートは、ヴァーラ・コンサートハウスで開演は19時30分。明後日のヴェストラ・フリュールンダ・クルチュールヒュスのコンサートは、開演が19時です。

クルチュールヒュスというのは文化会館と言う様な意味なのですが、この文化会館は、イェーテボリの衛星都市ヴェストラ・フリュールンダの街中にあり、スウィミイングプールとか図書館、コンサートハウスの役割もこなしています。以前は毎週土曜日の午後、ジャズのコンサートをやっていました。

25年前に高瀬アキ・バンドを招聘した時にも演奏して頂いた事があります。

さぁ、では明日のコンサートでお猿さんにならない様、これから眠ります!

おやすみなさ〜〜い!

スウェーデンの森
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by yasuhito_mori | 2009-01-22 09:42 | コンサート

日本の魚 〜 おいしい煮干し

昨日は海老のサンドウィッチの事を書かせて頂きましたが、ついでにもう一つ,食べ物の話題です。 e0125069_751922.jpg
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前回、日本に帰国した際、すごく美味しい『食べる煮干し』を頂きました。
ボーヒュスレーン・ビッグバンドのコンサートの時に持って行って、会場に向かうバスの中で皆に勧めたのですが、、『旨い旨い!』と云いながら皆おいしそうに食べてました。 ドラムスのヨーラン・クローンは、『最近、牛乳を飲むのを止めてるんだ!だからこういうモノを食べてカルシウムを摂る必要があるんだ!』・・とか云って,喜んで食べてました。 スウェーデンでは、こういう食べ物はまず無いし、干からびた小魚を,頭から尻尾まで丸ごと食べるという習慣は有りません。皆、一瞬、怯んだ様な表情になるのですが、まぁまぁ皆さん、召し上がって呉れました。

コンサート会場に着くと、コーヒーや紅茶、水と一緒にクリームが中に詰まった甘いお菓子が有りました。そこまで見てしまうと、イタズラ好きの小生、気がついたらお菓子の上に煮干しを一匹ずつ置いていました。(笑)
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皆の様子を見ていたのですが、大半のメンバー達は笑いながら『こっちの方が健康には良さそう!』と云う声が多く、煮干しを食べてケーキは食べない人が多かったのです。
さすがスウェーデン人!『欧州の日本人』と呼ばれるだけあるなと妙に感心してしまいました。(笑)



この日、苦笑しながら、『今は遠慮するよ!・・』という返答をしたメンバーが二人いました。二人ともサックス奏者です。頭文字はOIとJB!

皆さん、この二人誰だと思いますか?(笑)
ヒント:
昨年春にアンダーシュ・パーションのグループの一員として日本に来ました!
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by yasuhito_mori | 2009-01-19 08:10 |

King Size

皆様、明けましておめでとうございます。
今年もスカンジナビアン・ジャパン・コネクション、そしてスウェーデンの熊ならぬ森の方も宜しくお願い致します。
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スウェーデンではクリスマスが年間で一番重要な年中行事なので、大晦日〜お正月というのは、日本と較べると陰が薄くなります。
かなりコッテリとしたクリスマス料理が続いた後ですから、お正月の頃はさっぱりとした風味のモノが皆さん恋しくなるのでしょうか、・・・・お寿司とか人気がある様ですが、元旦の日のピザ屋さんは,大忙しなのだそうです。

さて、元旦から6日後、・・・クリスマスから数えて丁度13日目に当たる日は、スウェーデン語で『Trettondedag Jul』と呼ばれる宗教祭日なのです。
日本で七草粥を食べる頃ですよネ!家庭によって習慣が違うのかも知れませんが、普通は、『Trettondedag Jul』が過ぎると葉っぱが床に散り始めたクリスマスツリーも捨てて、やたらと赤が多いのですが、クリスマスのデコレーションも取り外し、通常の日が始まるという訳です。

『Trettondedag Jul』の前日の晩、イェーテボリ・オペラでは、毎年、舞踏会が開かれます。僕はここ数年、毎年、そこでの仕事が仕事始めなのです。
普段、お客さんとして聴きに来ている人達が、綺麗に着飾って舞台でダンスを踊るのです。ボーヒュスレーン・ビッグバンドと同じメンバーでやっているのですが、BBBには『ダンスの為の音楽を演奏してはいけない!』という規定が有る為、その日は『スターダスト・ビッグバンド』と名前を変えて演奏しています。

さて、話が長くなっちゃいましたが、今日は美味しい海老のスモルゴス(サンドイッチ)を近所のホテルで食べてきました。
拙宅の長女と長男が、女房の母親、・・・つまりお祖母さんにクリスマスのプレゼントとして招待したのです。
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拙宅から歩いて5分のところにあるホテル・ゴティアの海老のスモルゴスは、スウェーデンで一番美味しいという評判があります。
僕の友人とか、妻も食べたことが有るのですが、僕は話には聞いていたけど食べたことが無かったので、興味津々で行って来た次第です。

この海老のスモルゴスは、メニューではKing Sizeと云う名称になっていましたが、本当に大きかったです。
この海老というのは西海岸の名産品なのですが、ノルウェー辺りから日本へ甘エビとして輸出されている様です。
日本の甘エビと違うのは、こちらの海老はちょっと茹でてある点!
さっと茹でた甘エビを、皮を剝いて食べると、これが最高に美味しいのです。

日本から来た友人達には、必ずご馳走するのですが、皆、無言になって食べてます。(笑) 

パンの上にゆで卵、マヨネーズ、サラダ等を敷いた上に、きちんと手で皮を剝いた海老がこれでもか!・・という感じで山の様に積み上げてあるのは、やはり壮観でした。

日本人は海老とか蟹というと、脳味噌が好きなんですよネ!
もう20年以上前の話ですが、僕の妹が新婚旅行で旦那とこっちに来た時に、勿論、僕は彼らをレストランに連れて行って、その海老をご馳走したのですが、普通は皮とか頭の部分が残る訳です。・・・拙宅のカミさんなんかは、綺麗に頭は頭、身の皮は皮という感じで、綺麗に分類して置いて行くのですが、、妹の旦那さん・・・義弟になりますネ!・・・の皿には、何一つ残っていなかったのです。つまり頭から全部食べていたわけ!

一種の半茹で状態なので、スウェーデン人は皮とか頭は食べませんが、どうも日本人は全部食べてしまう傾向があります。
考えてみると駅弁等なんかの中に、茹でた海老が入っていることも多いですよネ!

海老を見ると、その義弟が、『お兄ちゃん、・・・頭が一番美味しいんですよネ!』という声が、今でもハッキリと蘇ってきます。(笑)

スウェーデン・・・特に西スウェーデンに来たら、皆さん必ず、この海老を是非、召し上がって下さいネ!

スウェーデンの森
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by yasuhito_mori | 2009-01-18 08:01