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"Don´t Fence Me In" 〜 the music of Cole Porter

Colin Towns、Nils Landgren, Bohuslän Big Band
e0125069_6462594.jpg英国の作編曲家で、イアン・ギラン・バンドのメンバーとしても有名なマルチ・インストルメンタリストコリン・タウンズを迎えたボーヒュスレーン・ビッグバンド&ニルス・ラングレンのツアー"Don´t Fence Me In" 〜 the music of Cole Porterが、昨晩、10月25日(日)に終了しました。e0125069_647323.jpg実は10月12日(月)に、成田からロンドン経由でイェーテボリに戻る際、ロンドンからイェーテボリに向かうSAS便で、たまたま小生の隣りに坐っていた痩せたおッサンがコリン・タウンズだったのです。翌朝、ボーヒュスレーン・ビッグバンドのリハーサル場へ行ったら、同じ格好の同じおッサンが紹介され、彼も僕の事を覚えていたと云う訳です。e0125069_6472879.jpgニルス・ラングレンによると、彼が3年前にボーヒュスレーン・ビッグバンドの音楽監督に就任した際、コリン・タウンズとボーヒュスレーン・ビッグバンドのコラボを思いついたのだそうです。コリン・タウンズは、英国のみならず、米仏独等の映画音楽も手がけたり、BBC等のテレビドラマ、芝居、CM等の為の作曲家として活躍している売れっ子作曲家。確か1948年生まれの61歳。
コリン・タウンズの奥さんも、ドイツ人でテレビ・プロデューサーとして活躍している人だそうで、ニルス・ラングレンとは、ニルスがNDRビッグバンドにトロンボーン奏者として在籍していた2000年頃から、4回のプロジェクトでコリンの作品を演奏したそうです。ニルス・ラングレンはNDRビッグバンドの音楽監督となり、その後、ボーヒュスレーン・ビッグバンドの音楽監督にも就任。

フランク・ザッパやクルト・ワイルの作品をコリン・タウンズが編曲した作品、コリン・タウンズ自身の作品をNDRビッグバンドとNDR合唱団で演奏した作品、『Lend me your ears』というオリジナル作品等でNDRビッグバンドとは4枚ほどのCD作品も発表している訳で、ディスクユニオンのサイトで調べたらいろいろと出て来ました。
http://diskunion.net/progre/ct/list/0/25046

今回はニルス・ラングレンの歌とトロンボーンを特にフューチャーした形で、コール・ポーターの作品を演奏しました。

第1部
FROM THIS MOMENT ON
TOO DARN HOT
O LOVE PARIS
BEGIN THE BEGUINE
I LOVE YOU
IN THE STILL OF THE NIGHT (part 1)
IN THE STILL OF THE NIGHT (part 2)
IN THE STILL OF THE NIGHT (part 3)
LOVE FOR SALE

第2部
WHAT IS THIS THING CALLED LOVE?
YOU´D BE SO NICE TO COME HOME TO
BE A CLOWN
PRELUDE TO MISS OTIS REGRETS
MISS OTIS REGRETS
EVERY TIME WE SAY GOODBYE
JUST ONE OF THOSE THINGS

Encore
I GET A KICK OUT OF YOU

メロディーだけがオリジナル・メロディーで、とにかくハーモニー等は、かなり凝ったモノになっていて、最高に面白かったです!IN THE STILL OF THE NIGHT (part 1)は、ボーヒュスレーン・ビッグバンド全員のアカペラ!
小生だけがコントラバスで伴奏!ーーーしたがって、小生の美声は発揮できませんでした。ドラムスのクリス-モントゴメリーは、こんな難しい歌は歌えないと云う事で免れました。かなり美しいハーモニーでしたが、確かに簡単では有りませんでした!(笑)
我らがピアニスト、トミー・コッテル曰く、1993年以降で一番面白かった!との事。
コリン・タウンズがピアニスト兼フルート奏者の為か、イントロでピアノのイントロが多く使用されていましたが、これがなかなか美しい!
シンプルでいる様で、実に深く考えられた内容のものでした。
僕の英語力と、コリン・タウンズのかなり強いバーミンガム訛りで、間違えかも知れませんが、デヴィッド・バウイと日本に来た事も有るそうです。日本人がデヴィッド・バウイを尊敬しているのには驚いたとか云っていた様な気がします。(笑)

ニルスに云わせるとバーミンガム方言というのは、スウェーデン語のイェーテボリ訛りに似ているそうですが、どうも彼がどういう意味でそう云ったのかは、不明です。(笑)
バーミンガム方言というのは、どうも同じ英語でも英国人にとっては面白おかしく聞こえるそうで、イェーテボリの方言もスウェーデンではちょっとそんな感じがしますからネ!(笑)

しかし本当に素晴らしいコリン・タウンズ版コール・ポーターでした!
録音の話も既に出ているみたいですから、来年辺り録音する事になると思います。乞うご期待です!

スウェーデンの森
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by yasuhito_mori | 2009-10-27 06:44 | コンサート

2009年10月19日 イェーテボリ・ローレンスベリ劇場

乳癌撲滅チャリティー・コンサート
2009年10月19日(月)、ボーヒュスレーン・ビッグバンドと音楽監督のニルス・ラングレンは、イェーテボリのローレンスベリ劇場で、乳癌撲滅の為のチャリティー・コンサートに参加、色々なアーティスト達の伴奏を行いました。

午前11時にセッティング、正午からリハーサル、19時30分からコンサートを2セット行い、終了したのは23時30分でした。
満員御礼で、日本円にして約600万円を集めて、乳癌の研究組織やリハビリの研究組織に募金する事が出来ました。

今、ボーヒュスレーン・ビッグバンドは,ニルス・ラングレンと英国人作編曲家・Colin Townsとコール・ポーター作品をテーマにした"Don´t Fence Me In" 〜 the music of Cole Porterというツアーをおこなっています。18日(日)と19日(月)はColin Townsは英国に戻り、テレビ・ドラマの音楽の連載の仕事の為、昨日と一昨日は、ロンドンに戻っていた様子です。

この乳癌の為のチャリティー・コンサートは、昨年も参加する話が有ったのですが、昨秋は日本ツアーと重なり、参加できませんでした。

昨日はハードな一日でしたが、それなりの成果が上がり、有意義な一日でした。

今日から10月25日(日)まで、Colin Townsとのコンサートが続きます。
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by yasuhito_mori | 2009-10-20 20:54 | コンサート

2009年10月上旬

10月1日 ジュングシーレ (ウルフ・ワケニウス・グループ)
10月2日 昼 イェーテボリ音大(ボーヒュスレーン・ビッグバンド)
      夜 オスロ(ウルフ・ワケニウス・グループ)
10月3日 カールスタッド(ウルフ・ワケニウス・グループ)
10月4日 ミョルンダール (森 泰人ソロ・コントラバス)
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10月上旬、ISCM(国際現代音楽協会)の催しがイェーテボリで行われ、ボーヒュスレーン・ビッグバンドも英国人の作曲家とフィンランド人の作曲家の2曲を、イェーテボリ音大のホールで演奏しました。
その前日からギターのウルフ・ワケニウスとコンサートが3日連続で演奏し、ISCMのランチ・コンサートの後、車で350キロ北のオスロへウルフと直行しました。

2年くらい前からオープンしたと云うNasjonal Jazzsceneは、オスロのど真ん中!カールヨハン大通りに位置したお店で、なかなか良い店でした。
www.nasjonaljazzscene.no

その翌日はスウェーデンのカールスタッド・ジャズ祭でした。
そしてその翌日にイェーテボリに戻り、イェーテボリ郊外の旧製紙工場の在った場所でソロのコンサートを開きました。
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10月7日(水) 横浜「横浜モーション・ブルー」
石井 彰=ピアノ、鶴谷智生=ドラムス、森 泰人=コントラバス、(ゲスト=マコリン高瀬麻里子=歌)
今回、初めての取り組みでしたが、石井さんのリズム感覚の良さやハーモニー感覚の良さには魅了させられました。また近い内に、是非、一緒に演奏したいと思いました。
また初出演の「横浜モーション・ブルー」もとても演奏しやすく、スタッフの方達も素晴らしい良い店だと思いました。
ゲストのマコリンさんもギーネの歌を耳コピーしたそうで、ギーネそっくりに歌っていました。
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10月8日(木) 古河「Cafe Up's」
林 正樹=ピアノ、、鶴谷智生=ドラムス、森 泰人=コントラバス、(ゲスト=マコリン高瀬麻里子=歌)
林 正樹くんのピアノが、またまた冴えていました。
鶴谷さんは「Cafe Up's」は初出場とか! 幅の広いドラミングが、冴えています!
「Cafe Up's」で演奏すると、何故かノリまくるという、何か不思議な空間!
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10月9日(金) 代官山「Lezard」
福田重男=ピアノ、橋本信二=ギター、森 泰人=コントラバス
いわゆるグルービーなジャズという意味で、かなり盛り上がりました!このトリオでも、やりたいですネ!
橋本さんのギターのタッチが最高でした。またこういうグルービーな事をやると、福田重男さんのピアノがかなり光ります。イヤイヤ!本当に楽しかったです!
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10月10日(土) 高円寺「次郎吉」
井上 鑑=ピアノ&キーボード、鶴谷智生=ドラムス、森 泰人=コントラバス、(ゲスト=マコリン高瀬麻里子=歌)
井上 鑑氏とは多分38年振りくらいの再会!
大昔、小生が学生時代に日仏会館を借りてコンサートを行った事がありました。題して『キネマ・ミシン』
当時、アルバイトでシャンソンの歌伴とかしていたのですが、当時、大好きだった堀内美紀さんと云う素晴らしいシャンソン歌手の方も友情出演して下さったり、この時のキネマ・ミシン・バンドのメンバーが、面白い編成でした。
森 泰人=コントラバス
井上淑彦=サックス
井上 鑑=キーボード
富樫春生=キーボード
松宮幹彦=ギター
斉藤正一=エレクトリックベース
伊東士郎=ドラムス
早乙女満=ドラムス

この時のキーボードの井上 鑑氏とは、その時以来!そして富樫春生氏や僕の大好きな歌手のおおたか静流さんも来て一緒に遊んで行って下さいました。
井上 鑑氏は、作編曲家として有名な存在ですが、昔から彼らしいキーボードというか、ピアノを演奏していました。彼等と知り合ったのは,井上 鑑くんが都立青山高校、富樫春生くんが慶応志木校の頃。
富樫君もその後、スタジオの仕事をしていたそうだけど、ヤマハ・ライトミュージックコンテストに出演した際の思い出話とかでも盛り上がりました。
演奏はしなかったのですが、打楽器奏者の仙波さんも来て下さり、楽しい晩となりました。
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10月11日(日)
この日は茨城の鹿嶋で,庭園デザインの会社の新事務所開店1周年記念コンサート!
残念ながら非公開のコンサートでしたが、”TRIO'"のメンバーと楽しく2回ステージを行いました。
この日、庭園デザインの会社を経営する方のお父上と、11年前に日本からイェーテボリに帰る飛行機の中で席が隣り合わせになった事がご縁となり、その後、お付き合いさせて頂いて来たと云う次第。
人と人の出逢いというのは、本当に素晴らしいと思います!
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10月12日(月)
成田からロンドン経由でイェーテボリへ!
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10月13日(火)、→
ボーヒュスレーン・ビッグバンド、ニルス・ラングレン、Colin Towns
"Don´t Fence Me In" 〜 the music of Cole Porter

英国人作編曲家のColin Townsは、英国のテレビや映画の音楽でかなり活躍している人です。検索して頂ければ直ぐに判ります!

13日にボーヒュスレーン・ビッグバンドのリハーサル会場で会って,その前日にロンドンから乗ったイェーテボリ行きの飛行機の中で隣り合わせになった人が、そのColin Townsと判って驚き!(笑)

曲は全て彼の感性によるコール・ポーターの曲のアレンジですが、素晴らしいです!
明日15日からコンサート・ツアーが始まります!

スウェーデンの森 泰人
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by yasuhito_mori | 2009-10-16 03:03 | コンサート