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2011年12月13日、ルシア祭の朝/Luciafirande i SVT

http://svtplay.se/v/2640264/luciafirande_i_svt/lucia

12月13日はルシア祭の日です。13日の朝、スウェーデン放送テレビで放映されたのは、イェーテボリ市の中心街に在るDomkyrka(ドムシルカ)からの実況放送でした。

正式には日本語に何と訳すのかは知りませんが、通常、その町のDom(ドム)と名の付く教会は、その地区で高位の僧正のいる中心的な教会だと思います。

大抵はストックホルムとかの大教会で、有名音楽高校の合唱団等が出演する様ですが、今年はイェーテボリからだったのでちょっと驚きました。

最初、映像を観たときは判らなかったのですが、考えて見ると先週の土曜日、ランチコンサートに行っって来たばかりの教会です。その時の模様は、このブログには書きませんでしたが、Facebookに少し写真付きで書きました。
http://facebook.com/morimusic

歌を歌っているのは、この教会に付属している少年少女合唱団です。

途中でルシア祭の話をしている男性が出て来ますが、こちらでは有名なトーマス・フォン・ブロムセンという俳優さんです。彼はクラリネットも上手で、昔から良く知っている友人。
余談ですが、何時だったか彼の家のノルウェー種の猫の子猫を譲り受けるという話が出て来ましたが、拙宅の息子が猫毛にアレルギーがあるのでその話は無くなった事があります。(凄い余談です・・・!笑)
ゲスト出演している女性歌手は、ポピュラー歌手のジル・ジョンソン、そして二人目の方がジャズ歌手としても有名なソフィア・カールソンのお二人です。

また、この教会では、2001年に実施した第6回ジャパン・コネクション〜『現代日本の音楽』を開催した際、企画の一部として、中川昌巳さんのフルート、中川果林さんの25弦琴、松倉利之さんの打楽器という編成で、昌巳さんの奥様で作曲家の中川いづみさんの作品を演奏させて頂いた事がある懐かしい場所です。

なかなか素晴らしい番組なので、このブログを通して音楽をお伝えしたいと思った次第です。
スウェーデン放送のSVT・PLAYが、何時まで有効なサイトだか知りませんが、お時間のある時に是非、早急にご覧下さい!(笑)
映像も大変に美しいですから、画像を観て、スウェーデンのルシア祭とかクリスマスのスウェディッシュ音楽オン・パレードを聞くだけでも価値が有る様に思います!

以下、スウェーデン語の説明を貼り付けて置きます。
Luciafirande i SVT ”Lucia”
Göteborgs domkyrkas goss- och flickkörer under ledning av dirigent Petter Ekberg framför traditionella och stämningsfulla lucia- och julsånger. Artisterna Jill Johnson och Sofia Karlsson sjunger julsånger tillsammans med kören och skådespelaren Tomas von Brömssen berättar historier om Lucia och julen.
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by yasuhito_mori | 2011-12-14 06:26 | Sweden

『大人のヨーロッパ街歩き〜スウェーデン・イェーテボリ編』

本日、2011年12月5日 19:00〜19:54、BS日テレの「大人のヨーロッパ街歩き スウェーデン・イェーテボリ」という番組で、森 泰人が「街の案内人」として出演します!
BSがご覧になれる環境をお持ちで、時間が有る方は、是非、ご覧下さい。夕食の慌ただしい時間帯かも知れませんが、僕がどの様な街に居るのかも観て頂けると思います。 ご笑納下さい!

http://www.bs4.jp/programschedule/detail/detail_pc_201310842.html
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by yasuhito_mori | 2011-12-05 10:23 | ハプニング

Tribute to Nat King Cole

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撮影Anders Westin
12月2日、久々にスウェーデン・ジャズ界で有名な歌手・クラース・ヤンソン、ギター奏者のルネ・グスタフソン、そしてピアノ奏者・シェル・オーマンと演奏しました。昼は"Jazz Club Nefertiti"、夜はVarberg市のシアターでした。上の写真はVarbergの写真です。

クラース・ヤンソンはブルース歌手でもあり、これまで多くのヒットも出している人です。僕もこれまで数多く共演して来た人です。当年64歳。

ギターのルネ・グスタフソンは、イェーテボリ出身。1933年生まれですから、78歳!
既に50年代からストックホルムに移り、常にヤン・ヨハンソンやドンパン、プッテ・ヴィックマン等、スウェーデンのトップバンドで演奏して来た人です。
クウィンシー・ジョーンズに米国に移らないかと誘われる程のギター奏者です。

そして、ピアノのシェル・オーマンは、1944年生まれの68歳。ジャズのみならず、スタジオ・ミュージシャンとしても大活躍してきた人で、編曲家としてもかなり優れた作品が多くあります。
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写真左から、小生、シェル・オーマン、クラース・ヤンソン、ルネ・グスタフソンの各氏

今回の仕事の内容は、ナット・キング・コールの作品を主に演奏しましたが、オスカー・ピーターソンのギターとのトリオ時代の作品も演奏しました。
シェルは、素晴らしいジャズピアニストですし、ハモンド・オルガン奏者としても世界的に有名な奏者です。
スウェーデンの大ヒット曲の大半は彼が演奏しているか編曲したか‥・と云われる程の御大的存在なのですが、特にオスカー・ピーターソン流の演奏に関しては、第一級の腕前!
YouTubeで検索したらこんなものがありました。
http://youtu.be/kTMwz-cY-5c
今回は、彼等のレギュラー奏者ハンス・バッケンロースが、日本にツアーに行っていると云う事で頼まれた仕事です。その仕事を受けた時は、僕は日本に到着したばかりでした。(笑)

今から8年程前に頼まれた際は、たまたま同じジャズ祭で、僕はToots Thielemansのカルテットで演奏する事になっていたのですが、レギュラーのベース奏者ハンスが出来なかった為、僕が飛び入りしました。
事前に譜面を送って呉れて居たのですが、ここまでアレンジされているとは知らず、演奏の前の晩まで譜読みもしなかったのですが、眠る前にチェックしたらかなりバッチリとしたアレンジがされているので、少々焦った事を憶えています。(笑)

しかし、演奏曲目の多くが、僕の愛聴盤『シェークスピア・フェスティバルのオスカー・ピータソン・トリオ』の作品だったので救われた次第!
あのレコードのB面でレイ・ブラウンが演奏しているパートは歌で歌えるくらいお馴染みなのです。(笑)

実に楽しい時を過ごすことが出来ました。
下の写真は、 小生とシェルの間に、シェル・オーマン夫人でマネージャー役のアリスさんも入った写真です。
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ルネは僕達の間では『鉄仮面』と呼ばれる程、表情というモノがあまり無い人なのですが、常に面白い話をして呉れます。日本でもそうだったのでしょうが、彼等の世代のミュージシャンは、嘘の様な本当の話とか逸話が沢山有るのですが、良く覚えていらっしゃると感心してしまう程、話題が尽きない人です。しかも・・・鉄仮面!
78歳とは知りませんでしたが、こういう御大達がいつまでもお元気で、素晴らしい演奏活動をして下さることを願って止みません!
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by yasuhito_mori | 2011-12-05 05:24 | コンサート

Dee Dee Bridgewater

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(Phote by Göran Levin)
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(Phote by Göran Levin)
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(Phote by Göran Levin)
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(Phote by Göran Levin)
11月27日(日)はVara Konserthus、28日(日)はGöteborg Konserthusでボーヒュスレーン・ビッグバンドはDee Dee Bridgewaterとコンサートを行いました。
実に素晴らしい現代のジャズ・ヴォーカリストとしては、恐らく最高の部類に入る歌手だと思います。
昨年のデボラ・ブラウンも見事でした!
ピアニストは、プエルトリコ出身で1986年からNew Yorkに在住していると云うEdsel Gomez。
彼が大半の編曲をしていました。

大半がビリー・ホリデーやエラ・フィッツジェラルドにちなんだ曲を歌いました。

ボーヒュスレーン・ビッグバンドの演奏は、僕達のベース・トロンボーン奏者で素晴らしい作編曲家でもあるニクラス・リードが採譜して手を入れたギル・エバンスの作品の中から、第一部では”Manteca", "Davenport blues"、第二部では、"Struttin´ with some barbeque"を演奏しました。

"Struttin´ with some barbeque"はニクラスのチューバをフューチャーしたモノで、とても面白かったです。

Dee Dee Bridgewaterの方は、第一部の方は、"Lady sings the Blues", "Them there eyes" , "You´ve changed", "Undecided", "Miss. Brown to you", Please don´t talk about me when I´m gone",
そして第二部の方は、"Oh, lady be good", "A foggy day", "Good morning heartache", "Lover man", 最後に"Mr. Paganini"そしてアンコール曲は”Cotton tail" 更に全くのソロで ”Amazing Grace”で終了!

正直な処、アレンジがこれはちょっとおかしい??という曲が幾つかあり、また、音が半音とか全音、誤りが有ったりでリハーサルの時に苦労しました。もう少しアレンジが良かったらDeeDeeの良さももっと発揮できたのではと思いました。

Göteborg Posten紙の評では、新人の女性ジャズ評論家が、『ボーヒュスレーン・ビッグバンドとか、ビッグバンドには女性が少ない・・・』とか、関係無い事を書いていたり、女性であることをアピールしたDeeDeeのショーには飽き飽き下という様な事も書いていました。Dee Deeの良さをあまり判っていないのではと思いました。
が、最後にDeeDeeは小さなジャズクラブで、例えばボーヒュスレーン・ビッグバンドの何時も美しい音でベースを奏でるコントラバス奏者・森 泰人と一緒に小さなコンボで聴いた方が良いと思った!・・・・見たいな事を書いて呉れていました!(笑)
http://www.gp.se/dela/1.786230
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by yasuhito_mori | 2011-12-02 06:24 | コンサート