Gretchen Parlato at Nefertiti

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(Johannes Lundberg撮影)
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昨日、11月26日(土)は、昼からボーヒュスレーン・ビッグバンドとDee Dee Bridgewaterのジェネラル・リハーサルが有りました。Dee Deeさんは風邪を引いたとかで来ませんでした!

一回、サラッとコンサートと同じ内容のプログラムを演奏して終了。帰宅してから暗くならない内にデル湖のウォーキング!夕食を取った後、"Jazz Club Nefertiti"にGretchen Parlatoのグループを聴きに行ってきました!

メンバーは下記の通り!
Gretchen Parlato –s.
http://www.gretchenparlato.com/

Taylor Eigsti –p.
http://tayjazz.com/

Alan Hampton –b.
http://alanhampton.com/

Kendrick Scott –tr.
http://www.kendrickscott.com/live/

素晴らしいコンサートでした!
ドラムスのKendrick Scott は、昨年だったかハービー・ハンコックとこちらに来た事があった様な記憶が有りますが、凄い迫力と想像力に満ちたドラミングでした。ベースのAlan Hamptonは、ギターと歌も披露してしまう人。小生はコントラバスを弾いているときは話も出来ません!歌なんて到底無理!!!
ピアノ&フェンダー・ローズのTaylor Eigstiは、これまた凄いテクニシャンで、しかもセンス抜群!
彼の事はYouTubeで観て知っていたのですが、実際、本人を観たら一瞬、僕の娘の彼氏とそっくりなのでビックリ!(笑)
Gretchen ParlatoはエバンスのBLUE IN GREENの編曲もしていますが、現代のNew Yorkのセンスに富んだ作編曲は楽しいです。
イヤ〜!皆、素晴らしいプレーヤー達です!

ところで、イェーテボリ・ポステン紙のインタビューによると、Gretchen Parlatoの母方の祖父・Caleb FriskはBeatles, Ella Fitzgerald, Louis Armstrong等も録音した事も程のサウンドエンジニアで、何と(!)・・・スウェーデン人だそうです。彼女自身はロスアンジェルス出身で、8年前からNew Yorkに住んでいるそうです。

ベース奏者で友人のJohannes Lundbergは、サウンドエンジニアでもあり、またスウェーデン放送ラジオ・イェーテボリ支局のP2LIVE JAZZのプロデューサーも勤めています。帰る時に"Jazz Club Nefertiti"の出入り口で彼と話したのですが、今回の演奏は彼等が録音しているので、1月中には放送されるとの事。
放送されてから30日以内はWebで聴く事も可能ですので、放送されたらまたこのブログに書こうと思います。

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以下は昨日26日の夕方、散歩に行った際のデル湖自然公園の写真!・・・同じ様な写真でスンマセン!
どうしても撮ってしまうのです!(笑)
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明日と明後日はいよいよボーヒュスレーン・ビッグバンドとDee Dee Bridgewaterとのコンサートです。
これから眠ります!
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# by yasuhito_mori | 2011-11-27 09:00 | コンサート

Delsjö

小生の散歩道、Delsjö (デル湖自然公園)の最近の写真をアップします。
お時間のある時に観て頂ければ幸いです。
今年は昨年と較べると、比較的暖かい冬の様です。・・・来週は12月上旬に入りますが、かなり暖かい気候になるそうです。
やはり最近の自然環境、ちょっと温暖化しているのかも知れません。縄文時代も暖かかったそうですネ!

話題は変わりますが、昨日、Dee Dee Bridgewaterさんと初めてリハーサルを行いましたが、・・・・何と素晴らしいジャズ歌手でしょう!昨年のデボラ・ブラウンさんも素晴らしかったですが、声の質、リズム、表現力、・・・マァ当たり前でしょうが、発音と発声の良さ・・・!リハーサルをしながら、何と素晴らしい声!・・・とか思いました!
明日と明後日がコンサート本番です。

以下、写真を並べます。

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# by yasuhito_mori | 2011-11-26 16:31 | 散歩

”TRIO'"の2011年秋のツアー完了

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前回のブログは、新潟県十日町の禅寺でのコンサートまで行った時点までをお伝えした次第ですが、その後は宝塚の「バック・ステージ」、そして鳥取市で3日間、鳥取ジャズ祭に参加して来ました。
上の写真は、その時に鳥取大学の学生さん達と、ベース・クリニックを行った時の写真です。
鳥取では駅前に品揃えが豊富な鞄屋さんが在り、鞄と財布を買いました。
鞄は10年前にNew Yorkのカーネギー・ホールで演奏した際に、カーネギー・ホールの側の鞄屋さんで買ったものをズーッと愛用していたのですが、留め金の部分が壊れてしまい、それも直して使っていたのですが、もう完璧に壊れた為、新しい鞄を探していたのです。が、この鞄屋さんで素晴らしい鞄を見つける事が出来ました。

鳥取ジャズ祭は、ピアニスト・菊池ひみこさんとギター奏者で夫君の松本正嗣さんが中心になり、多くの賛同者の情熱が集まって、鳥取市の援助も得ることが出来て行う事が出来たフェスティバルです。
町の中心街では子供達や若い人達のの参加した演奏姿が多く見られ、とても素晴らしいジャズ祭だと思いました。これからも末永く続いて欲しいと願っています!

鳥取の後、11月6日(日)は松江市でコンサートでした。福田重男さんの友人でピアニストの内田佳能さんが開いて下さったコンサートでした。

11月7日(月)は呉に行き、海上自衛隊の補給艦『とわだ』に招待されて昼食を頂きました。
帝国海軍の昔から有名なカレー・ライス!・・・これには牛乳が付いて初めて海軍のカレーになるのだそうです。
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食事の後、東日本大震災直後の補給活動とか、いろいろな活動の内容を説明して頂きました。補給艦というのは、ガソリン、重油のみならず、飲み水、食料品、医薬品等、様々な物資を補給したりするという事を初めて知りました。この日、この様な機会が与えられたのは、福田重男さんの友人で山本造船社長のご尽力のおかげです。

この日の晩は、呉のホテルでコンサートでした。

8日は広島の「スピークロウ」でライブ。
ここの和と洋の調和の取れた味とでも云える食事は、本当に素晴らしい! 
演奏の方は、九州から来て下さった歌手の和田いづみさんと、ハーモニカの矢次保子さんのお二人がアンコールで参加して下さり、盛り上がりました!

9日は名古屋の「Mr.Kenny's」!10日は浜松の田町サロンと続き、11日に東京・代官山の「Lezard」でツアー最後のコンサートを行いました。
12日には福田重男さんのお弟子さんで、医師のボーカリスト・中村かんなさん関連の演奏があり、13日のSAS便でコペンハーゲン経由でイェーテボリに戻った次第。

14日からはボーヒュスレーン・ビッグバンドの仕事!
今回は、サックス奏者・ヤン・レヴァンダー(Jan Levander)の作曲した作品『Portrait of Bohuslän Big Band』と云う書き下ろし作品!
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最初の3日間程は、何が何だかさっぱり判らない感じでしたが、3日目辺りから『・・・・・アア!なるほど・・・・!』という感じでした。しかし、決して簡単な曲では有りませんでしたが、素晴らしく良く書かれていて、しかも面白い作品です。ヤンはこれまで、何回もボーヒュスレーン・ビッグバンドの仕事にサックス奏者として、また指揮者として参加していたのですが、今回、文化省からの補助も受けることが出来て、この作品が演奏出来る事になりました。コンサートは11月22日まで続き、23日に帰宅した次第。

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今日、24日からはDee Dee Bridgewaterさんの仕事のリハーサル!
明日25日と26日は、Dee Deeさんご本人と彼女の連れて来たピアニストが来てリハーサルです。
コンサートは27日(日)のVara Konserthusと28日(月)のGöteborg Konserthusの2回のみ。
Dee Dee さんとは、今まで数回、「Body & Soul」でお目に掛かった事がありましたが、一緒に演奏するのは今回が初めてなので楽しみです。

今回の”TRIO'"の2011年秋のツアーでは、多くの方々とお目に掛かる事が出来ました。
コンサートに来て下さった方々、コンサートを創って下さった方々、・・・・本当に皆さん有り難うございました。

スウェーデンの森
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# by yasuhito_mori | 2011-11-25 06:39 | ツアー

東京、松戸、軽井沢、十日町、宝塚

昨日、11月2日には宝塚の「バック・ステージ」で演奏しました。

コンサートの初日は、市原 康さんの母校・開成高校でのコンサートでした。
京大助教・小出裕章さん、東工大教授・橋爪大三郎さんのお話し、開成高校校長先生の話も交えた3人のお話しを含め、楽しいコンサートを行いました。

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今回のツアーでは、僕自身の楽器を持参せず、コントラバスを代々木の高崎弦楽器さんから貸して頂く事になりました。

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開成高校のコンサートでは、コントラバス奏者の安カ川大樹さんも奥様と駆けつけて下さいました。

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左から福田重男さん、小出裕章さんです。

今回のツアーでは、アンコールに梅津和時作曲・おおたか静流作詞 『東北』を演奏しています。
梅津さんが震災後、作曲された曲だそうです。
おおたか静流さんの素晴らしい歌詞を、是非、聴いて見て頂きたいです。
http://www.pj-fukushima.jp/diy_details/diy_list_details014.html
開成高校の幹事の皆さんと!
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軽井沢の江戸原スタジオにて
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十日町の円通寺には、かなり多くの方がいらして下さいました。
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# by yasuhito_mori | 2011-11-03 10:23 | ツアー

”TRIO'" 2011年秋のツアー

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今日から”TRIO'"の2011年秋のツアーが始まります。
今回は東京、松戸、軽井沢、十日町、宝塚、と廻ってから11月3日、4日、5日は鳥取、その後、出雲、呉、広島、名古屋、浜松、と廻り、ツアー最終日11日が代官山の「Lezard」となります。
お近くの方は、是非、いらして下さい! 宜しくお願い致します。
詳細は下記をご覧下さい。
http://www.morimusic.jp/trio1110.html
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# by yasuhito_mori | 2011-10-28 10:34 | ツアー

Anders Jormin, Lena Willemark & Karin Nakagawa

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先日、面白いコンサートがイェーテボリ音大で行われました。
コントラバスのアンダーシュ・ヤーミーン(Anders Jormin)、トラッドな歌からジャズ、フリー・ジャズまで何でも歌えるオールマイティーの歌手レーナ・ヴィッレマルク(Lena Willemark)、そして、日本から25弦琴の中川果林さんと云うトリオが集まり、3日間だか4日間のリハーサルを行ってこのコンサートを行ったそうです。

僕は1994年以降、日本ではスカンジナビアン・コネクション、スウェーデンではジャパン・コネクションという名称を付けて、それぞれ相手国にミュージシャンを連れて行って、実際に日本や北欧に素晴らしい音楽家が居ることを紹介して来ました。
これまでスカンジナビアン・コネクションの方は39回、ジャパン・コネクションの方は10回、両者を併せると次回で50回目を迎えます。

さて、丁度、10年前の2001年の8月に第6回目のジャパン・コネクションとして、『Modern Musik in Japan / Sizzle Ohtaka, WIM, Masami Nakagawa Group』という名称で、イェーテボリ市内数カ所とイェーテボリの北、130キロ程の地点に在るジェーレスボリ美術学校でコンサートを行ったりしました。
第一部は小生とドラムスの市原 康さん、そしておおたか静流さんの歌というトリオ。
第二部は、中川いづみさんの作曲した、フルート、25弦琴、打楽器の為に書かれた現代作品と云う演奏でした。
この時の25弦琴が、中川果林さんでした。
父上が有名なフルート奏者の中川昌巳さん、そして母上が作曲家の中川いづみさんという強力な音楽一家に育ち、丁度、東京芸術大学の学生さんでした。この時のフルートは勿論、父上の昌巳さんです。

たまたまジェーレスボリ美術学校では、コントラバスのアンダーシュ・ヤーミーン(Anders Jormin)やアルト奏者のトーマス・ジェードゥルンド、テナー奏者のトーマス・グスタフソン、ドラムスのアンダーシュ・シェルベリからなるバンド”Dr.Dingo"が来ていて、翌日、Lina Nybergとかジャネット・リンドストゥルム、リグモール・グスタフソンといったジャズ歌手を集めて、リルケ・アンサンブルというグンナー・エリクソンの指揮する合唱団と一緒に何かをやるコラボが翌日のコンサートだったと記憶しています。

ともかく、この晩、僕達の演奏が終わってから、”Dr.Dingo"が『生のカラオケ』をやるから、『スキヤキ』(上を向いて歩こう)の歌詞を日本語で書いて呉れないかという話になりました。
早速、おおたか静流さんが綺麗な日本語で歌詞をサラサラt書いて下さり、その晩の演奏は彼女が歌う本物の『上を向いて歩こう』のバックを、Dr.Dingo"がバッキング、僕が歌詞を指して意味をジェスチャーする様なハプニングも起こり、なかなか面白い演奏になりました。

その後、しばらくしてから、音大でアンダーシュ・ヤーミーン(Anders Jormin)にバッタリ会い、『あの25弦琴の彼女を紹介して貰えないか?・・・凄い楽器だから、その内、何か書いて見たい!・・・』と云う事で、果林さんを紹介し、10年後、今回のコンサートが実現した次第。

別段、録音の予定とかは無いそうですが、今回の出会いを3人それぞれが噛みしめてみて、今後、何か先に進める様にしたいと云う話でした。

Dr.Dingo"でアルトを吹いているトーマス・ジェードルンドゥという人は、現在、イェーテボリ音大のジャズ系の事をいろいろとまとめて居る人でもあり、アンダーシュ・ヤーミーン(Anders Jormin)は、プロフェッサーで、謂わば音大に於けるアンダーシュの片腕的存在。

たまたま別件でトーマス・ジェードルンドゥと連絡を取った際に、『実は来週、25弦琴の中川かりんさんとアンダーシュ・ヤーミーン、レーナ・ヴィッレマルクのトリオでコンサートが有るから、是非、来ないか?』と誘って呉れたのです。本来は学生の為の授業の一部の様な感じでしたから、・・・マァ、僕が果林さん達をイェーテボリに招いた事が元で、こういう話になったと云う事も、・・・あのジェーレスボリ美術学校での『スキヤキ』の事も覚えて居て、呼んで呉れたのだと思います。

勿論、彼等の演奏は素晴らしいものでした!その内、かつてアンダーシュが云っていた様に、ECMからの作品にでもなったら凄い事だと思います。
これから、まだ時間を掛けて新しい作品を想像していくのでしょうが、いずれにしても形にして残して貰いたいと思っています。

上の写真は、左から中川果林さん、アンダーシュ・ヤーミーン、トーマス・ジェードルンド、小生、レーナ・ヴィッレマルク
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# by yasuhito_mori | 2011-10-18 06:21 | コンサート

7月15日〜17日、project POINT BLANK開催のお知らせ!

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今年の4月27日にイェーテボリ・コンサートホールで、東日本大震災の被災地への支援を目的に、チャリティー・コンサートが開かれ、小生、スウェーデンの森もピアニストのSimon Westmanと参加させて頂いた事は、このブログでもお知らせした通りです。

また、このチャリティー・コンサートの企画が、イェーテボリ・オペラ所属の4名の日本人ダンサー達の発案である事もそのブログ記事でご紹介させて頂きました。
そして、今回彼等と知り合ったことが切っ掛けで、イェーテボリ・オペラの彼等のダンス公演に行き大感激したこと、・・・芸術表現形態としてのモダン・ダンスの魅力に魅せられたことも書きました。

今更改めて書く必要も無いのかも知れませんが、モダン・ダンスの魅力は、ダンス、舞台制作、照明、音楽、その他の様々な可能性が合わさった中でとんでもない幅と奥行きを持った芸術表現が可能だと云う点に在ると思うのです。

イェーテボリ・オペラのダンサー達の一人、児玉北斗さんが、国際的に活躍している他のダンサー仲間達と作っている"project POINT BLANK"と云うグループがあり、今月7月15日、16日、17日の3日間に渡って発表会をするそうです。
会場は川崎市アートセンターです。

『児玉北斗・小尻健太・山田勇気 project POINT BLANK 2011』と題された発表会は、今年で2回目なのだそうです。

小生はスウェーデンなので行けませんが、川崎市アートセンターに行く事が可能な方は、是非是非この発表会、お見逃しの無いよう、強くお奨めしたいと思います。
詳細は下記のURLをご覧下さい!

宜しくお願い致します!!

スウェーデンの森

案内文の冒頭からの引用:
世界で活躍する若手ダンサー/振付家3人がセルフプロデュースし”今”のダンスで”今”の自分達を表現するダンス公演。大好評だった昨年に続く第二回公演です。
今回はそれぞれの振付家による趣向を変えたソロ/デュエット3作品を発表します。
詳細はwww.projectpointblank.comへ。
企画・制作:project POINT BLANK

詳細は下記サイトをご覧下さい。

http://www.projectpointblank.com
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# by yasuhito_mori | 2011-07-06 04:22 | お知らせ

2011年6月11日(土) Lasses kvarter

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スウェーデンには、ラーシュ・ファーンルーフ (Lars Färnlöf)という作曲家・トランペッターがいました。1942年に生まれ、1994年に52歳で亡くなっています。7歳の時に罹った小児マヒの影響は、彼の生涯について廻ることになるのですが、ともかく、彼は10代の時にトランペッターとしてスウェーデンで知られる存在になります。
その後、ストックホルム王立音大を経て、22歳頃の時にはロス・アンジェルスに行って、クウィンシー・ジョーンズ等と親交を深める事になるのですが、ともかく、彼の名前を有名にしたのは、『Att angöra en brygga 』『Farfars vals(Grandfathers Waltz)』と云った曲です。

6月11日にストックホルムから約1時間ほど内陸に在るヴェステロース(Väesterås)という町の郊外に、ラーシュ・ファーンルーフ (Lasse Färnlöf)の自宅があり、ラーシュ・ファーンルーフ 記念協会とでも云うべき団体があり、その彼の自宅の庭でコンサートが開かれました。

ボーヒュスレーン・ビッグバンドの仲間で、アンダーシュ・パーションの「Personkrets Ⅱ-V-Ⅰ」にも参加しているサックス奏者・ヨーハン・ボリストゥルム(Johan Borgström)は、僕ともデュオで日本に行ったり、「Personkrets Ⅱ-V-Ⅰ」やBohuslän Big Bandでも日本へ行っている仲間です。
ヨーハン・ボリストゥルムは、このVäesteråsの出身で、ラーシュ・ファーンルーフ (Lasse Färnlöf)の息子・ヨーナスとは幼馴染みの間柄です。
余談になりますが、ESTで有名なピアニスト・エースビョン・スヴェンソンもこの町の出身です。

今回のコンサートでは、小生のコントラバス、Johan Borgström (sax)、Anders Persson (p)、Anders Kjellberg (dr),そして、現在、日本の九州・八幡からイェーテボリに来ている歌手・和田いづみさんと云うメンバーで演奏しました。

更にスウェーデンを代表するギター奏者の一人、マックス・シュルツ (Max Schultz)、スウェーデン人のサックス奏者で、欧米のサックス奏者に大きな影響を与え、現在はストックホルム音大の教授を務めるテナーサックス奏者、作曲家、編曲家のヨアキム・ミルダー (Joakim Milder)も加わり、めっちゃくちゃに楽しいコンサートになりました!

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ラーシュ・ファーンルーフ (Lasse Färnlöf)の息子・ヨーナス・ファーンルーフ

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ドラムスのAnders Kjellberg

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和田いづみちゃん

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ギター奏者・マックス・シュルツ (Max Schultz)

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サックス奏者・ヨアキム・ミルダー (Joakim Milder)

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アンダーシュ・パーション(Anders Persson)

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脳梗塞を患ってしまったスウェーデンのアート・ブレーキー・フレドリック・ノレーン (Fredrik Norén)を囲んで!ヨーハンの右隣はコントラバス奏者のペーター・アクセルソン (Peter Axelsson)

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ヨーハンとフレドリック
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# by yasuhito_mori | 2011-06-22 04:06 | コンサート

Viva Italia! Ascoli Bicenoへの旅

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新潟には、ギター奏者、ファビオ・ボッタッツォ(Fabio Bottazzo)がいます。2009年の秋にオランダ人ドラマーのセバスティアン・カプテーン(Sebastiaan Kaptein)と小生のトリオで録音し、その作品は昨年、発売になりました。ここ数年、時間が有ると彼と演奏する機会を作っており、昨年秋のツアーでも、また、今年4月のツアーでも彼とそれぞれ2回のコンサートを開いています。

ファビオさんと奥様のカオルさんが、イタリアのご両親の住んでいるアスコリ・ピチェーノという町に行くと云う連絡が有ったのは、かなり以前の話で、ファビオさんが、イタリアでコンサートとクリニックを行う事が決まった頃でした。

ファビオさんが生まれたのは、もっと北のベニスに近い所だそうですが、父親の家系は、代々、アスコリ・ピチェーノで有名な画家の家系の様です。お母様の方もお祖父さまとか曾お祖父さまの代でアスコリ・ピチェーノ出身の方がいると聞いた様に思います。

アスコリ・ピチェーノは、ローマ時代からの橋が未だに残っていて、ローマ帝国に占領される以前からの遺跡等が沢山残っている古い町。
観光地化されていないので、素朴な普通のイタリア人の町という印象がします。

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ファビオさんは日本語一級の資格を持っている程で、読み書きとも完璧な言葉の達人ですが、奥様のカオルさんもイタリア語がペラペラ人間です。彼等が結婚してからもしばらく、このアスコリ・ピチェーノに住んでいたそうです。

下の写真の正面に在るのは教会なのですが、素晴らしいモザイク画が在ったりするのですが、ファビオさんの曾お祖父さんとか、その更に前の世代が、一部の絵を描いているそうです!

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このアスコリ・ピチェーノは、ローマからバスで4時間程の地点で、アドリア海に近い所にある云ってみれば県庁所在地みたいな町です。

ローマからアドリア海に向かう高速道路では、かなり高い山を越える為、長いトンネルが多いのには驚きました。まるで東京から新潟に向かう高速道路と同じ感じ!(笑)

以前、1989年にスタン・ゲッツのツアーでは、ローマからペルージアに行った事があります。
ペルージアはアスコリ・ピチェーノよりももう少し内陸で、しかも北になるのですが、途中のレストランで素晴らしいイタリア料理を食べた記憶があります。

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今回の旅では、アスコリ・ピチェーノの郊外に住んでいるファビオさんのご両親の家で、謂わば正真正銘のイタリア版『おかあさんの味』を堪能させて頂きました。
今回のブログでは、ちょっと全部を書けないのですが、イタリア料理の基本を感じる事が出来ました。

僕達は街中のB&Bに泊まったのですが、窓からは実に多くの塔を眺める事が出来ました!
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下の写真は、屋根の上に遠くの山の景色が見えますが、・・・これはダンテの顔なのだそうです。(笑)
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e0125069_17124263.jpg『おかあさんの味』に付いては、改めて書きます。この写真は、『Concert for Japan』と題されたファビオさんのコンサートの際に撮った写真です。

スウェーデンの森
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# by yasuhito_mori | 2011-06-16 18:15 |

BERTH DALE

e0125069_459505.jpgバート・デイルとして活躍したスウェーデン人ドラム奏者、ニルス・バッティル・ダランダーが、2011年6月6日(月) 米国ネバダ州Mesquiteの自宅で亡くなりました。享年83歳



ここ数年間、闘病生活を続けていましたが、自宅で愛犬エルビス、妻のビルギッタに囲まれて、小さな音量でかけられたジャズをBGMに、静かに眠る様に亡くなったそうです。
1928年5月13日、イェーテボリの近郊Mölndal (ミョルンダール市)出身。
13歳の時にドラマーとしてデビュー。1948年にNew Yorkを訪問し、その6年後、トランペット奏者のロルフ・エリクソン、クラリネット奏者のオーケ・スタン・ハッセルゴードに次いで3人目のスウェーデン人ジャズ奏者として1954年に米国に移住。

e0125069_459027.jpgバート・デイル(Berth Dale)というアーティスト名で活躍。テディー・ウィルソン、アール・ハインツ、チェット・ベーカ−、ソニー・ロリンズ、レスター・ヤング、コールマン・ホーキンス等、多くのトップ・ミュージシャンと共演し親しまれたドラマーでした。
確か以前は、コロラドとイェーテボリに自宅があり、毎年、夏になるとスウェーデンに戻りツアーを行っていました。数年前に大腸癌が見つかり、最近はあまり彼の話を聞きませんでしたので、先日の彼の自宅の近所を通った際、彼の事を考えていた矢先の悲報!

僕自身は何度も彼と演奏したりツアーをしたりしました。彼をドラムに迎えて行ったエリック・ノルストゥルムやヤン・アラン、ソニア・ヘーデンブラット達との演奏は懐かしい限りです。

冗談がとても上手く、演奏の合間に突然、面白い話を披露するので、お客さんも共演者も皆を大笑わせする達人でした。彼のエンターテイナーとしての魅力は眞にプロのコメディアン級でした。それと同時に、50年代から米国で一流の名選手達と活躍しただけ有って、確かに素晴らしいスウィング感を持ったドラマーでした。

ニルス・バッティル・ダランダーのご冥福を心からお祈りしている次第です。

合掌

スウェーデンの森
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# by yasuhito_mori | 2011-06-11 05:16 | 蓋棺録