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お葬式

e0125069_6142044.jpg今年の1月26日に妻の父方のアンナお叔母さんが亡くなった。妻の父親が1911年生まれで、彼女が1917年生まれ。
誕生日は3月22日で、妻のそれと同じ日。今年、2009年の3月22日には92歳になる筈だったが、数年前から大腸癌を患い、その上、心臓のバイパス手術も行い、腰骨も骨折したりして車椅子生活を余儀なくされ、ここ数年は更に癌が転移、進行した為、寝たっきりの生活をされていた。
今回のお葬式は、亡くなった日から一ヶ月後の2月27日に、故郷のSvenljungaという町の教会で執り行われた。 e0125069_6115953.jpg< 今回のお葬式は、土葬という事もあり、教会の中で最期のお別れをするのではなく、数人で棺を教会の外に運び出し、教会の玄関の外に用意されていた台車に移し、その台車を押して、彼女のお墓となる所まで移動し、お墓の中にベルトを使って降ろして行く。最期に、お墓の中や周囲に参加者が用意してきた花束を捧げるという手順で進行した。


僕は棺を運んだのも初めてだったし、教会の玄関先から墓地の墓穴まで棺を押していくのも初めて!ベルトを使って棺を数メートル下に降ろして行くのも初めての体験だった。

アンナさん叔母さんは小柄な方だったから、棺も軽かったけど、関取みたいな人の棺は、はたして6人で運べるのかと、妙な疑問を感じてしまった。(笑)

イェーテボリから車で約1時間の地点だが、先月、ジェスパー・オーデルベリのコンサートでも来た町である。イェーテボリでは雨が降っていたが、ここではお葬式が始まった時から急激に晴れ間が出て来て、棺を墓穴に納めた時は晴天だった。

棺を納めた後は、教会の集会所でランチ。例の海老のサンドウィッチとケーキ、コーヒーというメニューだった。
妻の父方の親戚が一同に集まった感じ。

傍から彼女の人生を見ると、小児麻痺の後遺症でハンディーキャップを負った長男の介護で苦労した人生だったが、他の娘さんや息子さんは小学校の先生や、市の重責を担う要職につかれ、今ではお孫さん達もそれぞれ独立し、立派な人生を送っている。

e0125069_6165886.jpg約10年前には旦那さんに先立たれたが、いつも明るく笑顔を絶やさない人だった!親戚の誕生日には必ず手書きのカードを送ってくれたし、アマチュアの詩人としても有名だった。

黒く染めた髪の毛を坊主頭にし、あちこちにピアスを入れている若い女の子達が最期のお別れに来ていたが、詩の会を通してアンナと知り合い、親しく付き合っていた若い詩人の女の子達だそうだった。

彼女の優しい瞳と笑顔は、皆の心の中に生き続けるだろう!
合掌!  
スウェーデンの森
by yasuhito_mori | 2009-03-02 06:26 | 蓋棺録
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