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2011年 02月 02日 ( 1 )

工藤雄一さんの録音

e0125069_6353743.jpg2011年1月22日(土)の夕方、東京のピアニスト、工藤雄一さんと奥様の由夏さん、長男の洸大君(5歳7ヶ月)が無事にイェーテボリの空港に到着しました。 e0125069_6435818.jpg
皆様もまだご記憶に有ると思いますが、昨年の春、アイスランドの火山爆発による火山灰の影響で欧州の空港が閉鎖になって、多くの旅行者が足止めされた事が有りました。 工藤君達は、昨年4月に自己のトリオ(川本悠自さん/ベース、橋本学さん/ドラムス)でイェーテボリ郊外のNilento Studioで録音するべく準備をしていたのです。
僕も第38回スカンジナビアン・コネクションの直後で、日本から戻ってきたばかりでしたが、ストックホルムのGlenn Miller Cafeというお店に、彼等のトリオをブッキングしていたので楽器の手配等に奔走していたのでした。ところが火山灰の影響でそもそもスウェーデンに来られなくなってしまったのです!
結局、昨年春の工藤トリオの録音は中止になり、改めて今年1月末にNilento Studioで録音をする事となった次第。
今回の録音は残念ながらオリジナル・トリオの録音では無く、ボーヒュスレーン・ビッグバンドのドラマ−、ヨーラン・クローンに小生のベースで行う事になりました。シューマンとブラームスの曲も2曲録音しましたが、それ以外の8曲は全てオリジナル曲です。これがなかなか素晴らしいのです!
彼等とは数年前からの知り合いなのですが、奥様はジャズ・ボーカリスト。
工藤夫人の由夏さんは、自然科学系の大学の出身なのですが、音大のピアノ科を目指していた程で、ピアノの腕前も素晴らしく、その上に自分でも作詞作曲をされる方!特に息子さんが生まれてからは、子供をテーマにした曲を書かれており、『こどもたちへのラブソング』という素晴らしいCD他、多数のCDを出されている歌手です。
今回の録音でも彼女のオリジナル曲を3曲録音しました。
e0125069_6482053.jpg5歳の息子、洸大くんは、やはり音楽に囲まれて育っているだけあって、指揮者を目指しているとのこと!IQが高いのか、育て方が良いのか・・・とにかく5歳の(彼自身は5歳7ヶ月といっています!)子供と云うより、何だか10歳くらいの子と話している様な気がしてくる上に、ヨーラン・クローンと度肝を抜かされたのは、リハーサル中に彼が五線紙に ママの曲をバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、ドラムスという編成にアレンジして譜面を書いていたのです!(写真参照!)e0125069_6431898.jpgしかも、音階を正確にドレミファソラシドと、正確に歌う事が出来るのは、ちょっと凄い!まだ小学校にも通い始めていない5歳7ヶ月ですよ!(笑)しかも親に強要されたりしている節が無く、全く自分の意志でやっているのです。
ただ、可愛らしいのは、さっきまで話をしていると思ったら、バッテリーが切れたみたいによく寝てしまう点!それでいて、ホテルでは明け方に起きて、シューマンとかのMDを聴いているのだそうです!

Nilento StudioのスタインウェーDは、最近、一層、良くなっているのか、Lars Nilssonの腕が更に良くなったのか、とにかく素晴らしい音色です。
ヨーラン・クローンに云わせると『ECM級の良さ!』とのこと。
今回の録音作品について、何か新しい情報が入り次第ご報告させて頂きます。
ともかく、1月25日、26日で録音は完了し、27日と28日の2日間でミクシングを行い、彼等は29日に無事、東京に戻りました。

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CDと云えば、2月21日にスウェーデンの歌手、Minou MartiniのCDがリリースされます。メンバーは、トランペットのウルフ・アードオケル、テナー・サックスがスウェーデンを代表するサックス奏者のクリステル・アンダーソン、ピアノがトミー・コッテル、小生のベース、ドラムスがヘンリック・ヴァルテルというメンバー!
こちらの方も、是非、聴いて頂きたいと思います。
by yasuhito_mori | 2011-02-02 07:00 | 録音